――一棟大規模修繕受注までの長い道のり
一棟の大規模修繕工事を受注できるまでには長い時間が掛かりました。
法的なハードルも高く、工事のノウハウは解かっていても、受注が出来ない状況でした。
ようやく十数年を掛けて特定建設業の取得が出来て、元請としての受注が出来るようになりました。
お客様にご提案しながらの喜んでいただける工事を心掛けております。
――来た仕事は断らない、何とかする
吉田技工の基本は「来た仕事は断らない、何とかする」「いつも考えろ、答えはある」「必ず考えろ、絶対何か答えは出てくる」というのをモットーにしています。やっと20年でここまできたのかなみたいな、今はそんな感覚ですね。これから不動産事業も、発足したばっかりですので、いろんな形で発展していくような気もします。すでに様々なお話もいただいて、塗装、防水、リニューアル、不動産も含めてどの分野も成長していければいいと思います。会社ですから固定概念とか固定した考え方をもっちゃうと絶対成長できないので、常に新しいものを取り入れる努力はしてます。自分の頭の中では、何件かのプロジェクトをイメージしていますけどね。「結果成功すればいいんだ」と柔らかく考えています。
――変わっていかないと絶対に取り残される
変わっていかないと絶対に取り残されると思っています。周りを見ていても「塗装屋です、ただ塗装しかしません」という会社は結構仕事がなかったりします。当社は路線が違いまして、お陰様で塗装がない時は防水があったり、塗装防水がなかったら内装があったり、いろんな仕事がありまして、今までこうやって食っていけてるのかなっていう部分も多々あるのかなと思います。
――建物分野に関してやっていると土木工事も受注
内装から発展して、外装の依頼がくることもあります。外装から発展して、内装のユニットバスを変えるというのもあります。いろんな関係が出てくるんで、まったく違う分野にいったら駄目ですけど、建物の関連分野に関してはやっていたほうのが良いのかなと思ってます。当社の設計部門で開発許可をとって、数千平米ぐらいの山を削って駐車場にするというのも依頼されたりして、土木屋さんみたくなっちゃうこともあります。「できるでしょ?」と言われれば「任せてください」という考え方ですかね!!
――元請けだと協力会社様も安心
外注さんを使うこともあります。当然それはもう土木屋さんもしかり、いろんな業種の外注さんがいます。当然、協力業者さんとしてお願いをしてますね。お願いしてるところは長くやっている協力会社さんも多く結構いらっしゃいますよね。弊社が元請けだと予算取りも、交渉もしやすいというか、みんなで上手くやれるようにしています。